あるぷすいちまんじゃく計画

アルパイン(アルプス電気グループ)のカーナビゲーションシステムを
1万(正確には9千円)で買い
爆安ナビゲーション環境を構築する計画

☆ナビ本体 アルパイン1805(¥9,000- 現品渡し・保証なし)

 ハードオフのジャンクコーナーで捕獲。
 ナビとしては初期のモデルで、 アルパインが「うちのナビは地図を回転させて進行方向を上にして表示できる」と自慢していた頃の製品(今となっては当たり前だが、当時は画面上=北で固定というのが普通だったと記憶している)。
 今や自動設定が当たり前の経路表示も、予定する経路をすべて手入力しないといけない。これは寂しい仕様だ。

 発売当時の全国版ソフトがついてきた。ナビ研v2規格。最新の中部版と関東版を買ってもいいかと思っている。

☆5.4型LCDモニタ 大須で購入(¥2,700- 秋月電子通商扱い)

 パチンコ台から取り出した液晶モニタが、秋葉原や大須などの電気街で買えるようになった。
 大きさにもよるが、500円〜3,000円といったところ。
 ただ、使い方がわからなかったり「使えない」仕様だったりすると損する。

 秋月電気通商で販売されている5.4型モニタは、同社から発売されている「ビデオ→RGB変換キット」と組み合わせることを想定していて、使用法の説明もある。今回はこれを利用することにした。
  第1アメ横のボントンにも同じと思われるものが置いてある。黒いプラスチックの筐体で、横に「CRウルトラマン」「CR大リーガー」と書いてあるのがそれ。本当に同じかは未確認だが、簡単な接続図も付属しているようだ。こちらは¥2,500-だが、秋月のそれよりややギャンブルだ。

 この液晶モニタは普通のアナログRGBと同じ信号レベルを印加してやれば動作する。
 ただし、RGB信号はそれぞれ75Ωの抵抗で終端(GNDに落とす)してやらないといけない。
 また、SYNC端子には水平同期をTTLレベルで入力するが、論理反転が必要なので注意。
 液晶駆動用に5V、バックライト用に6〜12Vの電源が必要。7805と7809で電源を用意してやればいいだろう。

  論理反転と75Ω終端は、秋月の変換キットを使う場合は不要。
  反転回路は変換キットに載っているし、ビデオアンプ手前からRGB信号を取れば終端もしなくてよい。

 ビデオ→RGB変換キットと液晶モニタを組み合わせれば、ディスプレイとして実用になるものができる。
 (変換キットのY/C分離は結構いい加減なので、S端子を使えるならそれに越したことはない)

 ナビ本体からRGB信号が出ているので、これを直接LCDモニタに入力することを考えた。
 ディジタルテスター1本で解析した結果、ナビから出ているRGB端子(6pミニDIN)のピン配列が判明した。

 

 メスコネクタの半田付け面(もしくはオスコネクタ正面)から見た配列。
 NCにも何か出力されているようだが、正体不明なので触らぬ神に祟りなしとしておく。
 SYNC端子は、LCDモニタと直結してよい。レベルも論理も合っている。
 RGB信号には、 75Ω終端が必要。忘れると非常に見づらい画面になる。

 


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